【新機能】Amazon Transcribeのジョブを削除できるようになりました!
音声を文字起こしするサービス Amazon Transcribe がジョブの削除に対応しました。
Amazon Transcribe Supports Deletion of Completed Transcription Jobs
削除操作は同期的に処理され、取り消すことはできません。
削除してみる
管理コンソールから
削除したいジョブを選択して「Delete」ボタンを選択するだけです。
Python SDK から
delete_transcription_job メソッドを呼び出します。
>>> import boto3 >>> client = boto3.client('transcribe') >>> client.delete_transcription_job(TranscriptionJobName='YOUR_JOB_NAME')
AWS CLI から
delete-transcription-job API を呼び出します。
$ aws transcribe delete-transcription-job \ --transcription-job-name YOUR_JOB_NAME
過去のジョブを片っ端から削除
for job_name in `aws transcribe list-transcription-jobs --max-results 100 | jq -r '.TranscriptionJobSummaries[].TranscriptionJobName' `; do echo $job_name; aws transcribe delete-transcription-job --transcription-job-name $job_name; done
気になったこと
ジョブ名を再利用可能
ジョブ名はAWSアカウント内でユニークであるという制約があります。
削除機能の副次効果として、一度削除したジョブ名は再利用できるようになりました(動作確認する限り)。
自アカウントのS3に出力されたジョブ結果は削除されない
ジョブ結果の出力先には
- AWSのデフォルトS3バケット
- 自アカウントにあるS3バケット
のどちらかを指定できます。
自アカウントに出力した場合、ジョブを削除しても、S3 バケットに出力されたジョブ結果ファイルは削除されません。
S3 のリソースも同時に削除したい場合は、DeleteTranscriptionJob
API 実行前に、GetTranscriptionJob
API で S3 の出力先を確認し、削除すると良いでしょう。